花供曽餅?2010/02/15

花供曽餅
ハナクソモチと読むのだそうで!

土曜日に友人が訪ねてきた。8~9歳年上だけれど、私が高校生の頃からの友人。合うのは数年ぶり。しかも、昨年9月に50歳にして初産で、元気な男児を出産!赤ちゃんと初顔合わせとなるご主人も一緒で、嬉しい再会となった。

その時に持ってきてくれたのが、この花供曽餅。2月15日はお釈迦様の涅槃だそうで、曼荼羅付きの解説?も持ってきてくれた。「カトリックになったらから、どうしようかと迷ったのだけど、昔、曼荼羅好きだったでしょう?だから…」

すごい記憶力!曼荼羅に凝っていたのは高校生くらいの時だったのに、本当に嬉しい♪我が家の子供達が生まれた頃、小さかった頃のこともよく覚えていて、これまたびっくり!

もう少し落ち着いたら、今度はこちらから遊びに行きます。また、赤ちゃん、抱っこさせてくださいね♪

写真の花供曽餅は、揚げ餅とレーズンチョコで美味しいかった。

お誕生会、無事終了!2009/11/29

手作りのバースデーケーキ
あぁ、何とか終わった…。今年は洗礼&初聖体もあったし、スキップしちゃえと思っていたのに、娘から確約を迫られたから仕方がなかった。


子供の数、20名、大人約8名のゲストを、この狭い我が家にお迎えして実施した。娘のBDの方がいつも上の子より人数が少ないのに、今回は思った以上に多かった。


でも、これまでで最もスムーズだった。いつもだったら、始まる寸前、あるいは、始まる時間直後もバタバタと支度が終わらず、ぴったりか5分前に到着する日本式ゲストに閉口してしまうことが多いのに、今回は、1時間前には終わっていた。


とはいえ、夜なべは相変わらず。前日の土曜日はずっと料理だった。それから飾りつけと、お土産準備。飾りつけはいつも風船を50~100個天井から吊るす。今回は、赤、ピンク、白の風船を吊るした。夫はもっと緑だと青だの黄色だの混ぜたかったらしいけれど、女の子のパーティーなんだから、ちょっと可愛くてもいいんじゃないの?とNG出した。


お土産は前もって多めに購入しておいたので、あとはラッピングのみ。もう11月下旬でクリスマスモードだから、今回は木のゲームとクリスマスキャンディを、クリスマスっぽいラッピングにした。


大人数招いて、わ~とやるのは夫のスタイル。箱(家)も狭いし、アテンド不足でいつも終わってから反省が多い。今回は料理がかなり余った。いつも、「もう少し多めにつくればよかった」と思うので、大量に作ったのだけど、余れば余るで、口に合わなかったのか?と心配になってしまう。こんな所にせっかくお集まりいただくのだから、せめて料理くらいちゃんとしたものをと思って、毎回手作りする。


そう。時間を割いていらしていただけるだけでも十分なのに、日本のゲストはいろいろとお気遣いくださるので、ますます恐縮してしまう。私はそういう感覚だけれど、夫はそんなことは考えず、「こっちは食事を出してるんだから」ぐらいな感覚だから腹が立つ。おまけにケチだ。ペルー人と日本人は違うと何度説明しても、なかなか理解できない。それでも昔よりは、だいぶ料理の数を増やしても文句を言わなくなった。もっと以前は、もっともっとケチだった。


今回のメニューは、
・サラダ
・プチトマト&きゅうりのピック
・ロールサンド(たまご/ポテトサラダ) ※パンも手作り
・Aji de Gallina(ペルー料理のアヒ・デ・ガジーナ クリーミーなチキンカレーみたいなもの)
・ラザニア
・ブロッコリーのペンネ
・チチャ(ペルーの紫トウモロコシを煮出した飲み物)
・特大ケーキ ※写真参照
・適当にお菓子類とワインや麦茶、ジュースなど


あとは、ゲスト(子供たちの親御さん方)が、ジュースやお菓子、手作りのキッシュやピザなどを持ってきてくださった。それから、娘へのプレゼントも。インフルエンザで急に来れなくなった子供たちも、会の前後で届けてくださった。中には、素敵なバックを手作りしてくださる方もいて、感動!


洗礼の時といい、誕生会といい、本当に皆様に感謝。ハーフだといじめられるケースもあると思うけれど、幸い我が家の場合、上の子は人気者だし、下の子も、最初の頃は少し心配だったけれど、持ち前の明るさでお友達が増えたらしい。娘よ、くれぐれも周囲への感謝の気持ちを忘れないようにね。

ダコワーズ2009/11/25

大きな円盤型のダコワーズ
11/14(土)のフランス菓子講座で習ったばかりの本家本元のフランス式ダコワーズ。早速作ってみた。


あの俵型の小さいものは日本で創めたのだそうで、最近では逆輸入?され、フランスでも作られているのだそう。お教室では、フィリングはガナッシュだったけれど、どうしてもコーヒークリームを入れたかったので、ネットでレシピを検索してチャレンジした。


キレイな丸型に絞るのが難しくて上手くできなかったけれど、味見をしたら、生地とフィリングはGOOD!お教室で食べたガナッシュもよかったけれど、やはりダコワーズはコーヒークリームが美味しい。


毎週水曜日は、父が息子の家庭教師をしに来てくれる日。実家はそれほど遠くないとはいえ、電車で40-50分はかかる。結構長時間みっちり見てもらえるので、父が好きなダコワーズをお礼も兼ねて前日に焼いておいた。


いつも仕事が遅いと父と顔を合わせることはないけれど、今回は間に合った。形は俵型ではないけれど、喜んでもらえたようで良かった。次回はもう少し美しく。そして、3倍の分量で作ろう。

洗礼&初聖体2009/11/22

いよいよ小2娘の洗礼と初聖体の日。相変わらず、ドタバタと慌しい朝を迎えた。

洗礼証明書や初聖体証明書、置物、ロザリオなど

上の子は1歳すぎの時、幼児洗礼をしているけれど、娘はタイミングを逃してしまって、まだ洗礼していなかったのだ。洗礼の代母(Madorina)は、戸部の教会で10年くらい前から知っているペルー人にお願いした。娘さんには、初聖体の代母になっていただいた。

娘さんも、私たちが最初に知り合った頃は、小学生高学年だった。赤ちゃんだった息子をよく可愛がってくれた。彼女も我が家同様、日本人とペルー人のミックスで、モデルをやっている。教会行事やペルーがらみのイベントでは、いつも美しいマリネラの踊りを披露してくれる。いつの間にか短大を卒業していて、彼氏を連れてきていた!
  
代母が作ってくれた洗礼と初聖体のカード
 
ミサの前に洗礼は滞りなく済み、ミサの中で初聖体が行われた。白い衣にベール姿で、ちょっと華やか。小2くらいだと、男の子はちょっとふざけてしまう子もいますが、さすが女の子。きちんとやりますネ。

それにしても、私はカトリックの家に育ったわけではないのでよくわからないけれど、初めて聖体拝領するときの子供の反応といったら!大人や大きい子供たちが、あの丸いものを口に入れているのを見て、「どんな味がするんだろう?」と不思議に思っていたんでしょうね~。よほどワクワクしていたに違いなく、子供が口に含むと、目を丸くさせて、ニヤニヤして何か言いたげな表情でこちらに目を合わせてくる!

ミサが終わると教会ホールでパーティー。これまた、教会学校の方々のお陰で、素敵なパーティーが行われた。日本だと、妙に宗教アレルギーがあって、宗教儀式やつながりを否定する人が多いけれど、仕事でも学校でも親族でもないつながりで、子供達を見守り、祝福してくださるのだから、本当に素晴らしいと思う。こういうコミュニティの存在は、今の世の中、かなり貴重なのではなかろうか?

こうして祝福してくださった神父様、教会学校の方々、代母達に、心から感謝したい。そして子供達には、常にこの時の喜びと周りへの感謝の気持ちを忘れずに育って欲しいと願う。

くるみ割り人形 コジョカル&コボー2009/11/21

全幕ものを制覇したい!と思って鑑賞しに行っているバレエ。「シンデレラ」「白雪姫」に続いて、今年3回目。
 
バレエ「くるみ割り人形」のカタログ
 

今回は、シーズンなので「くるみ割り人形」全2幕を、バレエを習っている小2娘と観に行った。東京バレエ団がゲストにアリーナ・コジョカルとヨハン・コボーを迎えての公演で、演奏は東京ニューシティ管弦楽団。

いや~、翌日娘の洗礼&初聖体があるから、リハーサルがあるということに気づかず、チケットを買ってしまったので大変だった。幸い、優しい神父様と教会学校のスタッフの方々のお陰で、早めにリハーサルをしてくださって、なんとか滑り込み!

コジョカルのバレエは素晴らしく、優美ながらテクニックもすごい!うっとりと観ているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまった。娘は、ねずみが出てくる場面が気に入ったらしい。でも、夏にシンデレラを観にいった時より、お行儀も良く、鑑賞慣れしてきた感じ。
 
コジョカルのくるみ割り人形
 

東京文化会館は初めてだったけれど、やはり大きいところは安い席だと、舞台全体が見えないんだー。オペラグラスは持っていったけれど、舞台は思ったより遠くなかった。でも、正面でなかったので全体を見るにはよろしくない。でも、オーケストラはばっちり見えた。演奏も素晴らしく、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」だから、なじみのある曲が多い上、合唱も入ってゴージャス!これだけしっかりオーケストラが見えるのなら、むしろクラシック好きの小5息子も連れてきてあげればよかったかな。

来年のシーズンには、息子も一緒に「くるみ割り人形」を観に来よう!

恒例の誕生ケーキ、今年は…2009/11/12

今日は、娘の8歳の誕生日。
お誕生会は、また大勢のお友達をこの狭い我が家に招いて行うわけだから、お誕生日当日はささやかに祝うことにしている。で、すっかりプレゼントのことを忘れていた。本音としては、「誕生会=プレゼント」と思ってほしいところだ。結構$がかかるので。

…でも、何もないのはやはり、ちょっと寂しいかもと、買い置きしていた「プードリーナ」というピンクの物語にでてくるプードルのぬいぐるみをプレゼントした。家族みんなで書いたカードを添えて。娘は、「可愛い~」と満面の笑顔を浮かべて大喜び。ああ、なんていい子なのかしら!
 
プードリーナ♪
 

さて、その夜。夫はいつものごとく、自家製のケーキを焼いた。ついこの間までは、ホットケーキミックスを混ぜて、丸いケーキ型で焼いていた。だから、インスタントホットケーキの臭いがちょっと気になったが、最近はそれを使わず、粉と卵で作っている。ふわふわというより、どっしり、もっちりとしたケーキだけれど、それはそれで結構いける。甘すぎないし、子供たちも大好きだ。でも、このデコレーションって…。
そう、お麩!まあ、グルテンだから飾って焼いたっていいけど、日本人にはない発想だよねぇ。。。

恒例の夫の手作りケーキ


私は会議があったので、ちょっと遅くなったけど、新宿・伊勢丹で3種類のチョコレートが層になった、上質なタルトケーキを購入。生クリームやバタークリームが苦手な娘も、敏感な味覚を持つ息子にも、喜んでもらえた。

3層のチョコレートタルト


ああ、そしてそして、今年もまた、チーズデーを逃してしまった(泣)
来年こそ!


えいごであそぼ2009/11/08

手で色が塗ってあるスニーカー!
撮影に立ち会うため、NHKへ。いや、今回の場合、立ち会いというより、娘の付き添い。11/6(金)のリハは、夫が付き添った。今日は夫は、息子のサッカーがあるので、私が行くことに。


1月の歌の撮影で、歌と踊りが少々ある。事前にCDが渡されていたので、歌は覚えていった。踊りは金曜日のリハでやったきりだが、さすがにバレエをやっているだけあって、のみこみは早い。指先もピチッ。厳しいバレエの先生に、あらためて感謝!


娘、ちゃんと練習していただけあって、ビシッと1回目からOK。だけれど、わが娘より小さい子供も含め、合計40名。4グループにわかれているが、なかなかピシッと揃うのは難しい。衣装に着替え、ヘア&メイク(?)を終え、待機中は練習。予定より少し遅れて、子供たちは撮影スタジオ入り。付き添いは待機。


ところが、これが長かった!前の撮影が押した上、なかなか子供たちの踊りがぴったりと合わなかったらしい。待つこと、なんと3時間半!出かける際に、持ってこようと思っていた本を忘れたので、ひたすらドボルザークの交響曲第8番ト長調 Op.88 第3楽章をリピートで聴いていた。


ただ、じっとしていただけなのに、ひどく疲れた。これで、ちゃんと本を持ってきていたら、こんなにも疲れなかったのかも。放送は1月。ああ、結局、今年はこれ1本だったな。まあ、モデルエージェンシーはかなり案件は持ってきてくれているから、文句はないのだけど。むしろ、年に1-2回は必ずオーディションなしで入れる案件も用意してくれるから、感謝。


写真は、衣装にあわせて用意されていたスニーカー。ヒラキのスニーカーに、色を塗ったらしい。

紫のお祭り2009/10/25

私は勝手にそう呼んでいる。皆、紫色の装束に身を包み、神輿のようなものを担いで街を練り歩く、ペルーの10月のお祭り、セニョール・デ・ロス・ミラグロス(El Senor De Los Milagros)。300年以上も前に描かれた十字架のキリスト像が、大地震でも崩れず、不治の病も治したことから、「奇跡の主」として崇められるようになったという。

senor de los milagros

日本もペルー人が多く住んでいる大和や神戸、静岡、愛知あたりの教会ではこの時期に行っている。このあたりでは、今年は藤沢の聖園女学院の校庭で行われた。以前は、大和のカトリック教会を中心に、周辺を練り歩いていたが、近所から苦情が出たらしい。ラテンのお祭りにしては、物静かな(暗い)マーチのような音楽なので、日本の神輿担ぎよりよほど静かだと思うが、異文化には寛大でなかったようだ。
 
turron

この時期に食べるお菓子で、トゥロン(Turron)と呼ばれるものがある。ペルーのお菓子の多くは、スペインかた伝わって発展したもので、このトゥロンもそのひとつ。棒状の芳ばしいクッキーを蜜で固めてあり、甘いけれど、アニスやクローブなどの香りがして美味しい。
 
 

ゆるしの秘蹟2009/10/17

今年、初聖体を迎える予定の小2の娘。今日はカトリックらしい?「ゆるしの秘蹟」を受けに行った。これは、教会の中にある小さな濃い色の厚いカーテンの小部屋のようなところで、信者は自分の罪を告白し、神父様を通じて神にゆるしを乞う。時々映画のワンシーンにも出てくる、アレだ。


とはいえ、実は私は一度も「ゆるしの秘蹟」を経験したことがない。カトリックでは、これなしで聖体拝領はありえないらしいのだが、ペルーで結婚前に駆け足で洗礼~初聖体まで行って、当時カトリックの知識がなかった私には、そんな大切なものが抜けているとは思いもしなかった。だいたい夫が久々に帰国した嬉しさで、不慣れで、しかも、身重の私を放置して、出かけまわっていたのが悪いのだ。私より日本車の方が大切だったし。(ヒドイ!)


で、今日、まずお聖堂で、神父様が「ゆるしの秘蹟」とは何かを子供たちにわかる言葉で説明した。子供用の「ゆるしの秘蹟」用の小冊子も配られた。へぇ~なるほど~という感じ。でも、今日は親御さんも是非とのことだったが、私は辞退したかった。そう思っていたところ、スペイン語ミサのお友達のコロンビア人がいて、彼女も今日はパス!ということだったので、便乗した。


しかし、小2の子供たちにとって、ちょっと重くないだろうかと多少不安だったが、終わった子供たちが一人また一人戻ってきて、皆笑顔だったので、ほっとした。最初は、ウチの娘だった。あ~、あんなこと、こんなこと、あるよねぇ~?と思ったけど、本人はケロッとして、爽やかな表情。神父様や周りのボランティアスタッフの扱いが上手かったからか、それとも、お手軽な部分だけで済ませたのか…。


ま、受けてない私がとやかく言うことはない。とにかく、晴れ晴れとして表情で無事終えたのだから、よしとしよう。そう思っていたとき、新たな問題が浮上した。夫が、もう娘が洗礼したことにして、名前を書いていたのだ!(私は初聖体申込書のその部分をブランクで渡したのに!)さらに、夫が「もう洗礼しています」と神父様に説明したらしい。私は慌てて、「いえ、まだです。夫は、時によく日本語がわからないことがあるので、勘違いしたのではないかと…」と言っておいた。夫のヤツー!


帰宅して夫と顔を合わせて喧嘩。さらに、私が「ゆるしの秘蹟」を受けなかったことに対して説教までしようとしたから、なおさらだ。だいたい、洗礼名の「Consepcion」って、何?Cosepcion de Virgenから来ているというが、それにしても名前として、どうよ。素人ながら、なんか私の美意識に反するというか、センスなさにあきれるというか。大体、上の子の名前だって、聖書の聖人からとったと言ってFAXでマイアミの私がいる病院まで送ってきたけれど、スペルミスだったじゃないの!(向こうの名前か何かだと思って、そのまま登録しちゃったじゃない!)


あとは、代母、ゴッドマザー。初聖体は、10年来知っているペルー人女性にお願いすることになっていた。ご主人は日本人で、2人の子供達はモデルをやっている。上の息子さんは会ったことはないけれど、娘さんは、彼女がまだ小学生の頃から知っている。すっかりレディになって、マリネラを踊る姿は妖精のように美しい。結局、母親に洗礼の、その娘さんに初聖体の代母になってもらうことにした。(これから頼むらしい。)ウチの娘もバレエをはじめ踊るのが好きで、モデル稼業にもちょっと足をつっこんでいるから、ちょうどよいかも。


本当は、初聖体だけ受けさせて、ペルーで洗礼させたかったようだ。(そんなのアリ?と思うのだが。順番が、、、)でも、だったら、以前家族全員で帰省したときに洗礼させればよかったじゃないの。まったく!
それにしても…。本当にラテン系の人たちにとって、よほどこのゴッドファーザー、ゴッドマザー選びは大切なものらしい。上の子の時も痛感したけれど、映画『ゴッドファーザー』の意味を本当に理解できるようになった。映画の中の、あの、無垢な赤ん坊の洗礼シーン。ゴッドファーザーになるということは、まさに権力の象徴なのだ。そして、教会、神を介して繋がるファミリーが増えていく。


11月22日の洗礼&初聖体の日まで、約1ヶ月。まだまだ準備は続く…。

ペルーの刑務所2009/10/16

大人のハロウィーン・デコレーション
広島女児殺害事件。


今日、最高裁は高裁に審理を差し戻した。日本に住む善良なペルー人たちは複雑な思いのようだ。確かに高裁の判決には?だが、裁判が長引くのはちょっと。ここだけの話、在日大使も、この件に関しては、早く死刑判決がでて決着がついて欲しいと思っているようだ。この事件のお陰でどれだけ善良なペルー人が迷惑をこうむったか。


だいたい、奴はペルーでも犯罪者だったという。偽名を使って日本に入国し、最初は神奈川に住んでいたらしい。夫は、警察官の嗅覚(?)で、怪しかったからとにかく係わり合いを持たないようにしていたとか。そのうち、本当か嘘かは定かでないが親戚を頼って、広島の方へ行ったのだそうだ。


おおむね海外の犯罪者にとって、日本は天国だという。犯罪者の人権はかなり守られているし、だいたい無期懲役だって、刑務所でまじめに働いていれば、十数年で出られたりするのだから。それに引き換え、ペルーはすごいよ。良くも悪くも…。


夫曰く、「ペルーだったら、彼のような犯罪者は刑務所で同じ目にあって殺されるよ。」
えっ、刑務所内で殺されるわけ?


「そうだよ。まず、刑務所には"主"というか、ドンというか、刑務所を仕切っている親分がいる。中は、犯罪カテゴリ別に別れているけれど、それぞれ寝起きするスペースを確保するには、親分にお金を払わなくてはならない。けど、その前に、新参者はまず親分と対面して、なんでそこにいるかを話すことになるんだ。親分は、それはそれは親身になって上手く聞き出すんだよ。」
へぇ~、で?


「で、まあ、その日は、寝るスペースが与えられて、その新参犯罪者は"ものすごく恐い所で殺される"という噂が本当ではなかったと安心するわけだ。けれど、例えば、その新参者の犯罪が子供を暴行したり、親を痛めつけて殺したりしたとしたら、その刑務所の親分の手下が送られてきて、自分が犯したことと同じ痛みを受けることになるんだ。」
げっ、じゃ、子供を暴行死させたら、同じことされて同じように殺されるわけ?


「そういうこと。たとえば、ちょっと盗みを働いたとか、大人同士の喧嘩が行き過ぎて殺人に至ったとか、そんな感じであればまだしも、子供や親だとか、そういうのはご法度。まず生きて刑務所を出られないんだよ。」
う~ん、何だか複雑。刑務所が無法地帯と化していて、それを半ば公認している環境っていかがなものかと思うけれど、日本みたいに、犯罪者の人権が保護されすぎているのも微妙…。なんか奇妙なJUSTICEが存在するんだねぇ。


「だから、ヤギという日系ペルー人のように前科がある人は、偽名を使ってでも日本に逃げてきたかったんだよ。特に子供への犯罪なんていったら、ペルーの刑務所に送られるが最後。生きて帰れない。確信犯だよ。ほかにも日系人はそういう人が来ていたようだけど、あの事件のあと、ペルーの警察も動いて、日本に来ている日系人を片っ端から洗い出した。で、結構強制送還されたようだよ。本当は犯罪人引渡し条約が日秘間であればいいんだけどね…。」


つまり、ペルーでさっさと裁かれて刑務所行き=同じような目にあって刑務所内で殺される、というわけか。今回のケースも。引き戻しで判決が長引くこともなく、スッキリ!というわけだ。


ペルーでは、「目には目を」なのだそうだ。でも、これって、カトリックの言う言葉か?自分の罪同様、他人の罪を許す「ゆるし」は何処へ?「カトリックの教えは絶対」と言っている癖に、なんか矛盾してるよ、ウチの夫!…いや、だからといって、今回のようなケースを許せるのかどうかというと、我が家も女の子がいるから、心情的に無理だと思うけれど。遺族の気持ちを察すると胸が痛い…。



(写真はお花屋さんのハロウィーンディスプレイ)